新年度キャンペーン最終回「雇用トラブル～ハラスメントへの備え～」
皆様こんにちは。
山京株式会社です。
足利市内の小学校の入学式が12日に無事に行われました。
山京でも2名の社員に今年新1年生のお子様がいます。
天気がよく風もなく、コロナで在校生は参加できませんでしたが、
とてもいい入学式だったそうです。
子ども成長はあっという間です。1日1日を大切に過ごしていきたいですね。
もちろん、日々の生活が大切なのは大人も一緒。
特に新卒社員を受け入れた皆様は、新人研修や社内の教育体制の準備で大変だったかと思います。
昔は「考えるな！感じろ！！」的な新人教育もありましたが、
今は「ホウ・レン・ソウ」の「オ・ヒ・タ・シ」が大切だそうですよ。
じゃ、なくて
「報告（ホウ）・連絡（レン）・相談（ソウ）」
の
「怒らない（オ）・否定しない（ヒ）・助ける（タ）・指導する（シ）」
だ、そうです。
考えてみれば、あたりまえのことですね。
それを踏まえて、
山京コラム第13回、全3回でお送りしていた新年度応援キャンペーンもついに最終回！
今回は、企業の人事労務担当者様へ向けて、
「雇用トラブル～ハラスメントへの備え～」
についてご説明したいと思います。
地震・火災・台風・・・自然災害に備える事は多々ありますが、事故はそれだけではありません。
毎日出勤して、仕事をしているオフィスや現場でも、事故は起こります。
その事故は、もちろんケガだけではありません・・・
「パワハラ防止法」が2020年6月に施行され、大企業は既に、中小企業は2022年の4月1日より義務化となります。
パワハラといっても、ハラスメントの種類は非常に多様化しております。
少し前は「パワーハラスメント」や「セクシャルハラスメント」がメインでしたが、妊娠・出産で生じる「マタニティハラスメント」、言葉や態度による「モラルハラスメント」、個人の性的思考や性自認を揶揄・侮蔑する「SOGIハラスメント」（※）、顧客への度重なる過度な謝罪による「カスタマーハラスメント」、介護と仕事の両立をしている社員への嫌がらせや差別による「ケアハラスメント」、そして現在のコロナに関連した「コロナハラスメント」など様々です。
※SOGIハラスメント=SOGIとは、性的指向（Sexual Orientation）と性自認（Gender Identity）の観点からみた一人一人の持つ属性で、SOGIを理由とする不当な差別的言動・嫌がらせをさします。
それらに対して、「職場でのハラスメントを無くすべし！」という価値観が普及し、各保険会社でもハラスメントに対応した保険や特約をご案内しています。
★三井住友海上では、ビジネスＪネクスト（業務災害補償保険：事業活動にかかわる従業員のケガなどのリスクをカバーする保険）の中の特約「雇用慣行賠償責任補償特約」としてご案内をしております☆（詳しく知りたい方は、「ﾋﾞｼﾞﾈｽJﾈｸｽﾄ」をｸﾘｯｸ！）
「ハラスメントに対応する」とは、
『ハラスメント・不当解雇等の不当行為に起因して従業員等より保険期間中に事業者等に対して損害賠償請求がなされたことにより、事業者等が負担する法律上の損害賠償責任や訴訟費用等を補償』
という事になります。
もし職場内でハラスメント行為が発生し従業員が訴訟を起こせば、企業側は受けて立たざるをえません。
そして従業員の訴えが認められ賠償金を支払う事となれば、企業側には大きな負担となります。
それに対応する為の内容となります。
人と人が繋がる以上、ハラスメント行為は企業の規模・職種・社員の地位を問わず、発生するリスクとなります。
新卒や中途採用社員が入社するこの季節、雇用トラブルに関する会社の備えについて考えてみてはいかがでしょうか？
でも、忘れないでください！！
一番大切なことは、
会社は労働者の権利を守り、安心して働ける職場や環境を創る事。
「ハラスメントは絶対に許されない！」と経営者から管理職、そして社員一人一人が認識し、理解するような体制を創る事。
保険は、その上でさらに従業員や会社を守るためのものです。
「今はそういう時代だから～」
「今」だからではありません！
有史以来、差別が許された瞬間など宇宙に存在しません！！
「保険に入っているから～」
その一言で、許されない事が許される事には決してなりません！！
企業の担当者の皆様、どうか肝に銘じてくださいませ。
山京では、様々な保険の相談を承っております。
「従業員が仕事中にケガをしたらどうしよう」
「会社の福利厚生を見直したい」
「情報漏洩が心配だ」
「休業で売り上げが下がってしまった」
御社がより良い会社になる為に、山京にお手伝いをさせてください！
山京は、
「あなたのための保険代理店」
ですから。
